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SHIZUOKA SDGs Action!2023「株式会社 横山事務器のSDGs」


しずおか焼津信用金庫では、SDGs推進に取り組むお取引先企業様をご紹介しております。

今回は、静岡市の株式会社横山事務器様にお取組みについてお伺いしました。


 

株式会社横山事務器のSDGsのお取組み




・昼休み等の消灯の実施

・空調の温度設定の徹底
・省エネ機器の導入
・テレワークの採用によるペーパーレス化の推進
・グリーン商品の拡販活動、購入
・1box for 2trees活動
・オフィス内の耐震補強提案
・チャイルドライン活動への支援
 


㈱横山事務器はどのような企業かご紹介ください。

当社は、1928年に創業のオフィス用の事務用品、OA機器、スチール家具、印刷の販売を中心にお客様の業務効率化をお手伝いする会社です。常にお客様にとってなくてはならない存在であり続けることを基本に、お客様の業務効率化・経費の軽減のために、最新情報と最適の提案を考え努力し続けて参りました。
現在はネット通販の機能と訪問営業の人間力を融合させ、お客様の業務の強力なバックアップをさせていただいております。


SDGs推進における方針ついて教えてください。

主に、SDGsゴール7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」を中心に、会社全体の二酸化炭素の排出量を毎年1%軽減することを目標にしています。
当社では静岡市内の企業の中でも特に早い、2005年から約16年間にわたってエコアクション活動に全社を挙げて参画してきました。現在はエコアクションの認証は受けていませんが、引き続きエコアクション活動を継続し、毎年環境レポートにて成果を発表しています。
その他では、SDGsゴール11「住み続けられる街づくりを」に資する取組として、安全で快適なオフィス作りを目指す、オフィス内の耐震化の提案をお客様に提供したり、SDGsゴール16「平和と公正をすべての人に」に資する取組といて、子供対象のいのちの電話でチャイルドラインの活動に協賛するなど、活動を拡めるお手伝いをしています。


具体的な取り組みの内容を教えてください。

当社はオフィス通販「アスクル」の正規取扱販売店です。アスクルではグリーン商品の展開やオリジナル商品における環境基準の設定・取組など環境配慮型商品の企画・販売を推進しています。特に、「グリーン購入法適合商品」「エコマーク認定商品」「GPNエコ商品ねっと掲載商品」のいづれかに該当する商品に対しは、カタログやWebサイトにて「グリーン商品リスト掲載品」マークを付け、グリーン購入を行う際の目印にしてもらっています。正規取扱販売店である当社はそうしたアスクルの「サステナビリティ基本方針」及び「マテリアリティ(重点課題)」に賛同し、お客様へグリーン購入を推奨しています。
アスクルの環境活動についてはこちらのページをご覧ください。
https://askul.disclosure.site/ja/themes/147   
 


主な活動について、いくつか詳しく教えてください。

アスクルでは、「1box for 2trees」という、生産・販売のための植林を確認していく取り組みを2010年から進めており、当社も賛同しています。
インドネシア製コピー用紙(A4 5000)には、原材料となるアカシヤやユーカリの木が1本必要です。コピー用紙1箱に対して原材料としての2本の植林を確認していこうというのがこの事業のコンセプトです。
 この事業では、コピー用紙の購入量に応じて産業植林報告書を発行できるほか、サスティナビリティ報告にもご活用いただける点で、お客様の環境活動の一助になっています。

box for 2trees projectについての詳細は下記ページをご覧ください。
https://askul.disclosure.site/ja/themes/178                                          



社内でも積極的に取組んでいるとのことですが、どのような取組を行っているか教えてください。

脱炭素化に向けた活動は数値化にしやすいことから目標が立てやすく、18年の継続実績の中で、社内の意識はかなり高いものがあります。SGDs全般ではの取組みの数値化が難しいと感じています。
そのため、当社では、数値化目標を達成するための取組と、数値化はできないが実績の把握・評価対象にする取組とで分けています。


●数値目標を達成するための取組
①二酸化炭素排出量(省エネに関する取組)
・昼休み等の消灯を実施する
・冷房の温度は28度に徹底する。
・暖房の温度は22度以下にする。
・省エネ機器の導入調査・検討。
・各部門ごとに行動目標を設定し、社員全員による省エネ活動。
・テレワークの採用によるペーパーレス化の推進
・ネット商談の活用で出張を減らすとともに、提案資料をデータ化し紙使用量を減らす。

②廃棄物廃排出量(リサイクルに関する取組)
・以下の分別再資源化を徹底する。
紙類:OA用紙、雑誌、新聞紙、上質紙、ポスター、封筒
紙類を分別し、リサイクル業者へ販売することで廃棄物の排出量を減らす。

③水使用量(節水への取組)
・地下揚水ポンプからの漏洩監視点検管理の励行。





●数値目標は設定できないが今後実績の把握・評価対象の取組
①グリーン商品の拡販活動
・メーカー、仕入れ先と協力し、得意先にグリーン商品の積極的な販売を行う。
・簡易包装入荷、通い箱による梱包。
②グリーン購入への取組
・社内で使用する消耗品をグリーン商品に積極的に変更する。
・再生コピー紙、再生トナーへの切り替え
③化学物質使用量の削減・適正管理
SDSの管理
④環境上の緊急事態への準備及び対応
・マニュアルを遵守した安全、適正な作業を行う。
・定期的な環境問題への緊急事態に対する訓練を行い、緊急時での迅速な対応を行う。
⑤地域・社会貢献活動の推進
・オンラインセミナー等を企画し、ペーパーレスFAXやリサイクルトナー等の再生品の紹介に努めた。また、什器、備品のクリーニングを提案し、無駄な廃棄を減らすように営業活動を行った。



今後、2030年に向けてSDGsはさらに多くの企業が取組み、一丸となって推進していくことになりますが、㈱横山事務機器様が目指す未来像を教えてください。

ウィズコロナの社会情勢に対応するため、フロアを移転・統一し、営業は個別のデスクや書庫を廃止してフリーアドレス型の事務所に変えました。また、食堂を含め多くのミーティングスペースを配置し、オンライン会議や各種ミーティング、セミナー、テレワークに対応できるように体制を整えました。こうした時代の流れに即した対応によって、社内の節電やペーパーレスに対する意識はかなり高いものとなっています。

 


エコアクション活動と同様、無理なく全員で活動することを目標に行動していきますが、毎年同じ行動の繰り返しのため、慣れが生じています。特にエコアクションの認証をしなくなったため、今後の社内のモチベーションの維持が課題となります。しかしながら、SDGsの達成や脱炭素化への目標立ては、地球の未来を守ることに直結していることを実感できることが大きなメリットです。現状の活動を全員で継続し、また新たな活動も行いながら、弊社の取り組みをお客様にも共感していただきながら、お手伝いをしていきたいと考えています




 
会社名 株式会社 横山事務機器
代表  横山泰久  

所在地 静岡市駿河区南町1-13
ホー-ムページ https://www.y-jimu.jp/
電話番号 054-285-4165