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SHIZUOKA SDGs Action!2023「株式会社 紅林建材のSDGs」


しずおか焼津信用金庫では、「SDGs」「脱炭素化」の推進に取り組むお取引先企業様をご紹介しております。
今回は、藤枝市の株式会社紅林建材様にお取組みについてお伺いしました。



 

株式会社紅林建材のSDGsのお取組み



・残コン戻りコン等のリサイクル骨材としての使用

BCP計画書の定期的な見直しと、災害時の行動の社内指導
・事務所内のLED化による電気使用量の削減
・業務効率化による電気・ガス使用量の削減




・運転手の無事故無違反の定期的な表彰

・安全運転の徹底、指導
・各種資格取得支援と手当の支給
・残業時間の縮小を図りワークライフバランスの良い働きやすい職場環境の創造
・目標設定や成果による賃上げなど働きがいのある職場づくり
 


株式会社紅林建材様はどのような企業かご紹介ください。


弊社は、昭和46年設立の生コンクリート製造販売、産廃中間処理、リサイクル砕石販売業者です。「常に社会に貢献する」をテーマに地域に根差し永年、生コンクリート製造業務に携わってきました。時代のニーズを創造していく企業としてお客様、地域に貢献すべく、社員一同取り組んでおります。



SDGs推進における方針ついて教えてください。

弊社は生コンクリート製造施設に加え、中間処理施設を併設しており、自社で納入して余った生コンクリートを引き取り、リサイクル砕石として販売し、再利用することによって産業廃棄物を減らすことに貢献しています。




建設現場では、生コンが不足することを避けるために量を多めに発注するので、どうしても余りが出てしまいます。生コンは硬化するため、一定の時間内に使用しなければならないことからも、「残コン」の発生はやむ負えません。合計すると年間で東京ドーム2~4個分の体積に相当するコンクリートが無駄になっています。
建設業界では、こうした「残コン」を産業廃棄物として捨ててしまう問題への関心が高まっており、環境課題の一つとなっています。

弊社はそうした環境負荷低減のために、解体工事や産業廃棄物として発生したコンクリートやアスファルトも含め、中間処理施設で粉砕し、新たな工事の基礎材や路盤材として再利用しています。廃棄物を分別し再生資源を循環すれば、限りある資源の保護に繋がると考えています。

一次粉砕機                   二次粉砕機
     

磁選機                      ふるい機
     


その他社内で行っている取組について教えてください。

CO2削減のため、ミキサー車等の待機中はエンジンストップするよう意識しています。
また、工場内の照明をLEDに変え、省電力化にも努めています。これらの活動は従業員全体としての周知に繋がり、地球温暖化や脱炭素について意識する機会が増えるようになりました。社員へ周知徹底を図ることは取組を進めていく中で課題ではありましたが、社内にSDGs宣言書を掲示することによって意識するようになったと思います。




また、弊社は従業員が働きやすい職場環境づくりにも努めています。

①業務効率化による残業時間の縮小

②ワークライフバランスの充実
③成果に見合った賃上げ
④各種資格取得のサポート
⑤安全運転の指導、徹底


   



今後、2030年に向けてSDGsはさらに多くの企業が取組み、一丸となって推進していくことになりますが、株式会社紅林建材が目指す未来像を教えてください。

地球温暖化による環境変化を止めるために、社会全体の一企業として脱炭素化に向けて取り組み、事業を安定して継続することによって、従業員を守り、従業員とその家族の生活を豊かにしていくことを目標としています。



 
会社名 株式会社紅林建材
代表取締役 紅林俊隆
所在地 〒426-0046 藤枝市高洲83-5
ホームページ http://www.kurebayashi-kenzai.co.jp/
電話番号 054-635-2529
ファックス番号 054-636-2794