絵の表現方法は私にとって人生の生き方そのもののような気がします。私は60才過ぎてから絵を描き始めました。描けば描くほど奥行きは深く、ゴールのない旅だと感じています。絵を描く上で大切な事は自分の持っている感性をどう引き出すことができるかが鍵だと考えます。見たものの美しさや感動を体感しなければ人の心を動かす絵は描けません。上手に描こうと強く意識すれば失敗をします。肩の力をぬいて集中力を高め、絵や色や個性を表現できる喜びを忘れないことが必要だと思います。まだまだ未熟ながらも情熱をかけて描くことができる、明るい作品を努力を忘れずに精進して描いていきたいと考えています。
油彩画は失敗しても自由に塗り重ねができます。新しい発想と自分の個性を自由に表現できるのが魅力だと思います。私は絵の具はホルベインを使用しておりますが発色がよく楽しく描く事ができます。
明度を出すために何度かグレージングを繰り返すうち、発色の鮮度が増すことに、とてもおもしろさを感じ満足しています。
健康のためにと始めた硬式テニスも40年ほど取り組んでおります。運動音痴の私でしたが、練習を重ねているうちに楽しくなり、週3回のテニスをしております。テニスは頭の体操だと感じています。年齢相応のテニスができ、継続は力!!青空の下で沢山の友達とコミュニケーションを取りながら楽しいひと時を過ごしております。
1942年 御前崎市に生まれる
2012年 第10回静岡市民文化祭 教育委員会賞
2015年 第55回静岡県芸術祭 芸術大賞
2016年 第70回女流画家協会展 奨励賞
2017年 第71回女流画家協会展 奨励賞
2021年 第74回女流画家協会展会員候補
2022年 第75回女流画家協会展会員候補
現在 静岡市美術協会 会員
女流画家協会 会員