幼い頃、遊んで帰ってきた夕方に、いつも一人2階で、ザラ半紙や新聞紙にクレヨンで絵を描いていました。夢中で何枚も描いているうちに腹這いになっているので、クレヨンがあちこちに付いてしまっています。ご飯よーと、母の声に気がつくと、あたりは真っ暗、手も服も色とりどりの真っ黒け。 でも、気持ちは晴れ晴れスッキリしていました。 あの感覚が忘れられなくて、今もこうして描いているのだと思います。
現在色々な画材を用いて描いています。油絵の具、アクリル、ペンキ、パステル、木炭、布、ダンボール、クレヨン、墨、インク、描きたい物をイメージして描きながらも、画材で実験している様な感じ。思いもよらない表現が生まれたり、気持ちにぴったりの痕跡が現れたりした時、面白くてたまりません。