現役の頃は趣味の範囲でしたが、本格的に勉強し始めたのは退いてからです。
年数のハンディを克服する為に出来る限り集中しました。
地球温暖化ー異常気象に苛まれる自然界を見るにつけ、それらの情景を制作に表現するようになりました。
一人でも多くの人に自然を愛する気持を高めていただけたらありがたいです。
静と動のメリハリを表現するのに、油彩が適しているように自分には思える。自然界は時に
よって全く様相を異にする。瀑布、激しい川の流れ、荒波、厚い雲の流れ等表現するときに、下絵具を活かしながら、上塗り出来ることで、よりリアルに激しさや、迫力も出るように
思います。画面の中の主役になったつもりで気持ちを込めて描ききる充実感がある。
もう40年近く、夏になると鮎釣りに出かけます。狩野川、安倍・藁科川、興津川始め静岡には良い川があり、楽しめます。しかし長年やっていて鮎が遡上し、産卵するまで一生を過ごせる川でなくなりつつあるとハダで感じています。
この他に健康・体力を維持する為に、ゴルフ、ジム通い、ウォーキングを続けております。自然界の声を聴くためには取材活動が必要となり、体力が衰えては、それも難しくなるからです。
辻󠄀 幸夫 <略歴・制作内容紹介>
1947年 静岡市紺屋町に生まれる
師・小池タケシ(元日本表象美術協会会長)
2016年 新美展準大賞
2017年 新美展廣瀬賞
2018年 新美展油彩画部門賞
静岡県美術家連盟展 読売新聞社賞
2018日本美術評論家大賞
2019年 ミレー友好協会展 公募最優秀賞
2020年 日本美術評論家推薦作家大賞
現在、焼津市美術協会副会長、焼津市文化連盟常任理事
静岡県油彩美術家協会常任委員、静岡県美術家連盟会員
新生美術会会員、シエナ日本美術家協会会員、日欧宮殿芸術協会会員
焼津市在住