しずおか焼津信用金庫は、地域企業の脱炭素経営の支援を目的に2024年10月CO₂排出量算定サービス「しずおか GX サポート 」の提供を開始しました。また、静岡県内に本拠地を置く信用金庫・地方銀行のすべてが2024年度中の導入を予定しています。そのため、本年度を目途に静岡県内において同一のCO₂排出量算定サービス「しずおかGXサポート」が提供可能となります。
　今後は、「しずおかGX サポート」で算定されたCO₂排出量データを地方公共団体とも共有し、地域の脱炭素化の実現に向けて活用する方針です。このように地域金融機関が共通のサービスを活用するとともに、地方公共団体と連携して推進する取り組みは国内初の事例となります。
　また、2024年5月に静岡県が設置した「しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアム」との連携を通じて、「しずおか GX サポート」など地域金融機関が提供する脱炭素ソリューションの施策・情報を共有する場を設けるなど、地域企業の脱炭素経営を伴走支援する職員の育成にも協力して取り組みます。
　これからも、地域の課題解決に向けて地域金融機関ならではの経営資源を活かすとともに、地方公共団体・地域企業・地域金融機関が連携して、「しずおか GX サポート」がめざす「経済」「環境」「社会」が好循環する地域循環共生圏の形成を推進してまいります。