SHIZUOKA SDGs Action！2023「タイタコーポレイションのSDGs」
しずおか焼津信用金庫では、「ＳＤＧｓ」「脱炭素化」の推進に取り組むお取引先企業様をご紹介しております。
今回は、タイタコーポレイション株式会社様のお取組みについてお伺いしました。
今回は、タイタコーポレイション株式会社様のお取組みについてお伺いしました。
タイタコーポレイション株式会社のSDGs・脱炭素化の取組み
・アパレル企業として環境に配慮したアップサイクル事業の立ち上げ
・主催イベントにおける、プラスチックごみの削減推奨
・エシカルやSDGsを来場者に自然と楽しんでもらう機会の提供
・人々の健康維持のため、運動・食・リラクゼーションを取り入れた時間の提供
・大半の割合を占める女性従業員のための、働きやすい環境づくり
・各店舗での節電や従業員同士の意識共有
タイタコーポレイション株式会社様はどのような企業かご紹介ください。
弊社は、「静岡を元気にしたい」という想いで、平成12年に設立後、静岡に無かったアパレルブランドや飲食店舗をいち早く取り入れ現在はアパレルをメインに運営しております
静岡だけでなく神奈川・山梨・愛知にも店舗を展開しています。
アパレル事業部では、「TOMORROWLAND新静岡セノバ店」「URBAN RESEARCH静岡パルコ店」「USAGI ONLINE STORE静岡パルコ店」「THE NORTH FACE /HELLY HANSEN SHIZUOKA」などを始めとするショップをフランチャイズで展開しています。アパレルブランドから商品をバイイングし運営している店舗もあり、仕入れから販売企画まで、様々なスキルを身に着けたスタッフがショップを切り盛りし、ひとりではできない「暮らし」のように、仲間と一緒に歩みを進めています。
SDGsへの取組ついて教えてください。
まずはアパレル関係で行っている内容についてです。
近年のアパレル業界が生んだ、大量生産・大量消費・大量廃棄というビジネスモデルの中で進む環境汚染は、一人一人が自分事として捉えていくべきサスティナビリティですが、求められることが刻々と変化する中で、今までの歩みを大切にしながらも静岡から世界へ価値を創造できる企業へと変えていくべく、様々な取り組みにチャレンジしています。
自社で展開する「R.I.P（Remake Innovation Project）」は、誰にも着られずに新品のまま廃棄されそうな服や生地をハンドメイドでリメイクするブランドです。服や生地それぞれの特徴から一つ一つデザインを考え、全てハンドメイドで愛のあるアイテムを展開しています。
「Ringlets」ブランドでは、魅力があるにも関わらず、販売されないまま行き場を失った多くのアパレルの中からセレクトアイテムをお届けしています。当社はアパレルブランドから仕入れを行っておりますので、多くののブランド商品をもっており、販売シーズンの過ぎた在庫を独自の視点で選ぶことが出来ます。これまでも静岡市内の商業施設や自社店舗でイベントなども開催してきました。
皆さんにもおうちのクローゼットに使っていないお洋服はありませんか。せっかく自分で買ったお洋服を、もう一度一軍服にできたら最高ですよね。捨ててしまう前に、着こなしを考えてみませんか。
SDGsへの取組ついて、他のお取組についても教えてください。
SDGｓゴール３「すべての人に健康と福祉を」に基づいたプロジェクト「Well-Me」も行っています。ウェルネスに興味を持ってもらい、毎日を健やかに過ごしていくための“きっかけづくりの場”として、静岡市駿河区高松にヨガとフィットネスのスタジオとして2023年の5月から運営を開始しました。
ちょっとしたきっかけで、ちょっとした気づきから、少しずつWellと自分を繋げ、ウェルネスなスタイルを提供していく、というWell-Meの理念の下、多くの人に発信しています。視・聴・嗅・味・触の五感でいろいろな観点から自分のWellと向き合ってもらい、ウェルネスな人を増やすきっかけとなれることが強みだと思っています。
イベントも開催されているということですが、詳しく教えてください。
“ヒト モノ コトをたいせつに”そんな思いで開催しているのが「エントイチ～縁と市～」です。ヒトとのご縁、モノとのご縁、コトとのご縁が集まる市（イチ）にしていき、ゆっくりと縁と市の輪が大きくなることを願って開催しています。
今後、2030年に向けてＳＤＧｓはさらに多くの企業が取組み、一丸となって推進していくことになりますが、タイタコーポレイション株式会社様が目指す未来像を教えてください。
SDGｓを意識して取り組んでいったことで、例えばウェルネスに興味を持つスタッフが増えたことや、社会貢献を考え行動することが出来る企業として認知を得ること、そして、地域で取り組むことによってコミュニティを広げることに繋がっていると感じます。今後も、個々の小さな取り組みの積み重ねや継続が大切であると思うため、自分たちの発信力や巻き込む力をさらにつけていき、静岡に寄り添う事業をしていきたいと思います。chotto・motto・goodな未来に向けて、できることからはじめましょう。
